体調不良をアピールしてくる男性の心理とは？好きな気持ちを無自覚で送っている？

体調不良をアピールしてくる男性は、いったいどんな心理状態なのでしょうか？

もしかしたら好きな気持ちを無自覚で送っているのかもしれません。

基本的に男性はプライドが高いので女性に弱みを見せることはほとんどないのですが、しかしそんな性質でありながら体調不良をアピールしてくるのは何か理由がありそうです。

さっそくチェックしていきましょう。

 

体調不良をアピールしてくる男性の特徴とは？

自己肯定感が低すぎるかまってちゃん

体調不良をアピールしてくる男性の多くは、自己肯定感が低めの傾向があります。

自分に自信がないのでしょう。

体調不良の原因さえもわからない状況なのでやたらと頼ってくる姿勢を見せますが、これがかまってちゃんタイプに見える原因です。

お互いに気心知れた関係なら、さらに彼は甘えを見せてくるでしょう。

「熱ありそうじゃない？」と自分のおでこを触らせようとしたり、つらい体調不良をなんとかわかってもらおうと必死です。

医者に行った方がいいのか、それとも薬を買ってくるべきか、はたまた家で寝てるべきか、自分はどうすればいいのかを本気で聞いてきます。

しかし彼はどう見ても立派な大人です。

自分の体調不良をどうすればいいのか全く判断がつかない様子に、情けさなさもひとしおでしょう。

このタイプの男性は体調不良の時のみならず、かまってオーラを出してくると非常に厄介です。

なぜならかまってあげないと、とたんに機嫌が悪くなるからです。

めんどうなことこの上ないのですが相手が同じ職場という場合、仕方なくかまってあげることになるでしょう。

仕事に支障を出すわけにはいきません。

このように自己肯定感が低いかまってちゃんタイプの男性は、のべつまくなしでやたらと体調不良をアピールしてくる機会が目立ちます。

 

何ごともマイナスにとらえるネガティブな性格

体調不良アピールしてくる男性の多くは、何ごともマイナスにとらえるネガティブな性格です。

なので自分の体調も何かとマイナスにとらえてしまうのです。

誰が見ても「それくらいで？」と言われるほど大したこと症状ではないのに、盛大に体調不良を訴えてきます。

そしてその様子は、まるで自分の寿命が一気に縮んでしまいそうな不安でいっぱいです。

当然ながら、彼の口から出てくる言葉もマイナスなことばかりです。

「つらい」

「痛い」

「苦しい」

「きっとこれは重病に違いない」

キリがないくらい次々とネガティブな言葉を発してくるので、聞く方としてはいささかウンザリでしょう。

また「仕事休もうかな」「もう帰ろうかな」などと、迷いが多いのもネガティブな人の特徴です。

体調不良をアピールされた方としては「黙ってさっさと帰ればいいのに」と言いたいところです。

しかしあまりにも具合が悪そうな彼に、塩対応はちょっと考えもの。

こんな時、彼の体調不安アピールを聞いてあげるのがせめてもの優しさなのです。

とは言えネガティブな性格の場合、話を聞いてもらえたとしても、さらにネガティブな方向に話を突っ込んでくることもあります。

そんな時、気を使い過ぎて彼の言いなりになれば、どんどんネガティブな思考へとハマってしまうでしょう。

 

すぐに他人と比較したがるのも、体調不良をアピールしてくる男性の特徴

体調不良をアピールしてくる男性は、すぐに他人と比較したがるところも特徴のひとつです。

他人の噂話や陰口も得意です。

ネガティブな性格が加わることで、自虐的なことも言ってきたりします。

体調不良を感じた時も、さらに自分に対するダメ出しを伝えようとします。

またネガティブな性格が災いして、具合が悪い原因を人のせいにすることもあります。

人のせいにすれば自分がその責任を負わなくて済むので、彼にとってそれは完全に想定内なのです。

あるいは仕事上のストレスを体調不良の原因と考える男性もいます。

いずれにせよ人と比較するのが日常的なら、体調不良も自分以外に原因があると決めて譲りません。

体調不良の原因は自分にあると思える人はもうそうならないよう注意し改善を図りますが、周囲に原因を探そうとする男性は永遠にその思考から抜け出すことができません。

しかも体調不良のたびに愚痴や不満を言ってくるので、それを聞く方は呆れ顔を隠せないでしょう。

 

精神的に自立していない依存体質

体調不良をアピールしてくる男性は、精神的に自立していない依存体質タイプが多いです。

依存したい気持ちが、体調不良アピールを加速させるのです。

また常に誰かに頼りたい、大切にされたい、と思っていて、その思考が自己アピールを強化させます。

体調不良を伝えてくる際もオーバーアクション気味だったり、どことなく演技めいています。

このようなタイプは自己愛性パーソナル障害が疑われます。

自己愛性パーソナリティ障害とは発達障害のひとつで、常に自分主導の思考と行動が特徴です。

優しくしてくれる人を振り回す傾向が目立ちますが、いくら体調不良だからといって甘えさせすぎはいけません。

適度に距離をおくことが大切です。

また依存体質の男性も要注意です。

優しくするとどんどん踏み込んでくるので、あとあとめんどうなことになりがちです。

精神的に自立していないと何かと甘えてきますが、踏み込まれないよう距離をおけばそれ以上近寄ってきません。

 

いつも不安材料が尽きず、自分に自信が持てない

体調不良をアピールしてくる男性は、いつも不安材料が尽きません。

いつも不安が付きまとっているので、自分に自信が持てないのです。

そのためちょっとでも体調が怪しいと、すぐに人を頼りたくなるのです。

彼としては症状を聞いてもらえればそれで御の字なのですが、相手の態度によっては不満に思うこともあります。

親身になってくれるなら、それだけで彼は満足でしょう。

しかし適当にあしらわれたり「大したことないでしょ」とすげなく言われてしまうと、見た目以上にへこみます。

元々自分に自信がない他人軸な性格なので、人の対応に過敏に反応してしまうのです。

おそらくもうそれ以上何も言ってこないのは確実です。

彼の中で自分をかまって欲しい気持ちが、ポキッと音と立てて完全に折れ曲がってしまったのです。

自分に自信がない人はこのように、ちょっとしたことで気弱になったり心折れてしまいます。

特に男性は見た目以上に繊細ということを覚えておきましょう。

体調不良をアピールしてくる男性の心理！彼氏の場合

本当に体調不良。彼女に救いの手を差し伸べて欲しい

心から体調不良と感じていてつらい場合、彼女に救いの手を差し伸べて欲しいと考えます。

彼女なら何があってもきっと優しくしてくれる、そう考えるので体調不良アピールをしてくるのです。

彼は想像します。

きっと彼女は青ざめた表情で「大丈夫？」と言ってくるはず、と。

優しく背中をさすってくれるかもしれない、何か飲み物を持ってきてくれるかもしれない、などと考えると体調不良とは裏腹にウキウキしてしまうかもしれません。

そんな自分にハッと気づくと、彼はまた一段と体調不良をあらわにします。

なぜならウキウキした表情を彼女に見られたら「はいそこまで！」だから。

彼の定義には、彼女に優しくしてもらうには体調不良でなければならないのが絶対だからです。

彼にとって彼女は、体調を案じてくれる慰め役でもあります。

自分の体調を案じてくれる彼女の存在が、何より彼の癒しなのです。

そんな彼なので体調不良の時はもちろんそうでない時も、いつでも彼女には優しく慰めてもらいたいと考えています。

 

自分を本気で心配してくれるか試したい

彼氏が体調不良をアピールしてくる時、彼女が自分を本気で心配してくれるのかを試したいと考えている場合があります。

つまり実は大して体調不良でもないのに、体調不良を隠れ蓑にして彼女を試しているのです。

これによってどれだけ彼女が自分を心配してくれているのかはもちろん、彼女の対応次第でどれだけ愛されているのかまで確認できます。

この確認作業は彼にとって欠かせないルーティンになっているかもしれないし「定期的に体調不良になるのはそのため」と言っても過言ではありません。

彼女が本気で心配してくれたことが確認できたら、彼はそれで満足します。

一方で彼女があまり心配してくれなかったら、彼はどう思うでしょうか？

しっかりした大人な性格の彼なら「俺のこと心配してくれる余裕がないのかも…」と思ってくれるはずです。

しかしそれとは反対に「絶対に彼女は心配してくれる」と多大なる期待を抱いている男性なら、不満気な表情を隠せないでしょう。

これが原因でケンカになったり、果ては別れるカップルも多いです。

彼が求めているのは、彼女の本気度です。

本気で心配してくれている＝彼女から本気で愛されているということ。

「本気で心配してくれるからこそ、自分は愛されているのだ！」

これが彼の頭の中で描かれた図式なのです。

 

素直じゃない。体調不良をアピールすればかまってくれるかも

それほど具合悪そうに見えないのにやたらと体調不良を訴えてくる彼氏は、素直ではない性格が疑われます。

そこには潜在的に「かまって欲しい」という意識が隠れています。

相手が愛する彼女なら間違いなくかまってもらえそうですが、自分がどうして欲しいかを素直に言える男性はほとんどいません。

しかし本心はかまって欲しいのです。

素直にそれを言えない代わりに、体調不良をアピールしてくるのです。

彼にとって素直に言えなくても特に問題ないのは、別の方法を知っているからです。

本当に体調不良かもしれませんが、それにも程度の差はあります。

寝不足で単に眠いから「体調悪い」と言ってくる男性もいるくらいなので、一概には言えません。

でもそれもこれも全部、自分の気持ちに素直になれないことが原因なのです。

男性が素直になれないのは、男性特有のプライドの高さが影響しています。

多くの男性は女性に比べ、プライドが高い傾向にあります。

特に彼女の前では、かたくなに自分のプライドを崩そうとしません。

それが好きな女性の前なら「もっと」でしょう。

しかし体調不良アピールくらいなら多少素直になればいいことだし、むしろ彼女が心配してくれることが快感とすら思っているのです。

結果的に素直になれないのは、一生変わらないでしょう。

「男性はそういうものだ」という意識を持つのも、彼とうまくやっていくためには重要なことです。

 

仕事で疲れ過ぎてるから、体調不良と偽ってでも優しくしてほしい

男性の中には仕事で疲れ切っていて彼女に優しくして欲しい時、体調不良と偽ってくることがあります。

つまり体調不良は建前であって、本当に具合が悪いわけではないのです。

しかし本当に体調悪いの？？」と疑うなら、彼はすぐさま機嫌が悪くなることでしょう。

なぜなら好きな彼女に体調不良を疑問視されてしまったからです。

彼にしてみればそのあたりはスルーして欲しいところなのですが、彼女はそれを見過ごしてはくれなかったことが心外なのです。

彼の理想はいつも優しくしてくれる女性です。

仕事で疲れている時は言わずもがな。

肩揉みでもしてくれれば「最高の彼女」というステイタスを捧げることでしょう。

あとは美味しいご飯でも作ってくれれば文句なしです。

こうやって彼の理想を並べてみると、奉仕の精神がなければとても彼女として務まらないのがよく理解できるはずです。

彼女は彼のハウスキーパーではないし、彼を癒すためだけに存在するわけではありません。

でも彼は彼女のイメージをそんな風に捉えているのは確かなのです。

体調不良と偽ってでも彼女に優しくして欲しい、それが彼の願望でありまた理想型でもあるのです。

 

彼女にもっとどっぷりと自分に依存して欲しい

もっと自分にどっぷり依存して欲しい気持ちがあると、彼は体調不良をアピールしてきます。

体調不良なのを知ってもらえば「きっと彼女は一生懸命に看護してくれたり、尽くしてくれるだろう」と考えるのです。

また「彼女なんだから体調不良のパートナーに尽くすのは当たり前」とも考えます。

しかし当の彼女もそう考えているかと言えば、疑問です。

カップルの理想の在り方に対しこのようにお互いにギャップがある場合、あとあと問題が起きやすいです。

どっぷり依存して欲しいと考えるのは、現状で彼女からどっぷり依存されていないからです。

彼は寂しいのかもしれません。

普段から彼を放っておくことが多ければ、彼は孤独を感じているに違いないのです。

寂しくて孤独だから少しでも彼女に振り向いてもらいたい、だから体調不良をアピールしてくる可能性が高いです。

一方で女性側が彼にどっぷり依存するタイプなら、彼は依存して欲しいなどとはこれっぽっちも思いません。

どんなに具合が悪くても彼女の看病を断ってくるし、それどころか「1人でも大丈夫…、いや1人でいさせてくれよ」と言ってきます。

 

体調不良をアピールしてくる男性の心理！あなたのことが好きな場合

あなたの気を引く手段として体調不良を訴えてみた

男性の中にはあなたの気を引く手段として、体調不良をアピールしてくることがあります。

つまり体調不良アピールしてくる背景には、隠された理由があるのです。

あらかじめ彼の心理状態を知っているなら、それほど心配せずに適当にやり過ごせるでしょう。

でも本当の理由を知らなければ、当然ながら彼の体調を心から心配します。

これによって彼は（あなたの）「気を引く作戦成功！」というわけです。

しかしその作戦がいつまでも功を奏するかと言えば、そうでもなさそうです。

体調不良が嘘とわかったら彼の信用はガタ落ちですから、何がなんでも体調不良を維持しなければなりません。

そのため、ある程度時間が経った時、突然見違えるほど元気になることが多いです。

彼的に、体調不良を演じ続けるのにも限界があるのでしょう。

何事もなかったかのように元気を取り戻した彼を見て、唖然とするかもしれません。

これが相手の気を引く手段として、体調不良アピールしてくる男性のやり方なのです。

 

体調不良をアピールして脈アリかどうかを確かめたい

あなたのことが好きな男性の中には、体調アピールをして脈ありかどうかを確かめたいと考える人もいます。

彼は相手の反応次第で今後どうするかを決めたいと思っています。

彼女が体調不良を全く心配してくれないのを知ったら、かなり落ち込むはずです。

好きか嫌いかだったらおそらくどちらでもなく、場合によっては嫌われれているかもしれないと考えます。

反対に身をよじるほどものすごく心配してくれる様子が垣間見れたら、彼は内心ニンマリでしょう。

少なくとも嫌われてはいない、そう実感し嬉しさで飛び上がりたいほどです。

さらに後々まで「体調どう？」と彼女に心配顔で聞かれたら、彼は「脈あり決定」を確信します。

彼女に告白しようと考えている場合も、脈ありを確実に確かめたのちに実行に移すことが多いです。

このように好きな女性が自分に脈ありか確かめるために、体調不良アピールをする男性も少なからず存在します。

 

単純に話のきっかけがほしいだけ

単純に話のきっかけがほしいだけで、体調不良をアピールしてくる男性もいます。

会話のきっかけを見つけるのは意外に難しく、あまりにも不躾なトピックでは嫌われる元です。

かと言って無難な話題ではすぐにネタが尽きてしまうため、相手をしらけさせるだけです。

そんな時ピンとくるのが、体調に関する話題です。

体調に関することなら、少なからずお互いに合い通づるものがあります。

体調不良にもいろいろありますが、たとえば腰が痛い、肩こりがひどい、足が冷えるなどの不定愁訴なら誰にでも起こり得ること。

お互いに相手に同調しやすいので、スムーズな会話が成り立ちます。

そこで大事なのは、何はともあれきっかけでしょう。

体調不良の件が会話のきっかけなら、必然的に相手も心配してくれる流れになるのは大体想像できます。

そのままの流れで、個人的かつプライベートな話にも発展するはずです。

反面、沈黙が続く気まずさだけは避けたいため、自分の体調不良を会話のきっかけにする男性は意外に多いのです。

 

自分に自信がなくて不安。体調不良くらいしか話題がない

心に不安を抱えている男性は、たいてい自分に自信がありません。

そのため会話のトピックは、たいてい体調に関することくらいしか見つかりません。

体調OKなパターンの会話はまれで、ほとんどが「いつもどこか調子悪くて不安でたまらない」というような体調不良にまつわる話です。

基本的にネガティブな性格なので自ら体調不良を引き寄せている感はありますが、自分の話を真剣に聞いてもらうことそのものが彼にとっての愛情の印なのです。

愛があるからこそ、どんな会話でも楽しめるのでしょう。

たとえそれが体調不良アピールであっても、です。

ところが体調不良に関するトピックしかない自分に、彼はまだ気づいていないのが現実です。

なぜならそれが彼のスタンダードな意識だからです。

かと言って彼になんとか自信を持たせようとしても、それはできない相談です。

自信をつけられるとしたら、それは彼にしかできないことなのです。

 

仕事ができる忙しい男をイメージしてもらいたい

体調不良をアピールしてくる男性の中には、仕事ができる忙しい男をイメージしてもらいたいと考える人もいます。

つまり超多忙であちこちから引く手あまたな自分なので、体調管理もままならないと周囲に思ってもらいたいのです。

そう思ってもらえることを想定しているので、シレッと「体調不良もやむおえないこと」と言えるのです。

彼が抱く自分のイメージは「俺ってできる男」です。

本来なら体調管理できて初めて一流の男でしょう。

しかし超多忙と体調不良を切り離せない男性もいるのですが、よくよく話を聞けば毎晩のように深夜まで飲み歩くことが欠かせないルーティンとなっている場合がほとんどです。

そういう男性はポジティブな意識で体調不良アピールしてくるので、すぐにそれとわかります。

まるで「体調不良はイヤじゃない！」といった雰囲気なので慰める言葉も見つからないでしょう。

仕事ができる男と相手が認めてくれさえしたら、彼はそれで大満足なのです。

そのためなら体調不良もなんのその。

「俺の体調不良に同情なんてして欲しくない」と考えるのも、このタイプの男性の特徴です。

 

体調不良をアピールしてくる男性の心理！友達の場合

ミスや失敗を体調のせいにしたいだけ

男友達が体調不良をアピールしてくる時、ミスや失敗を体調のせいにしたいだけかもしれません。

そういう友達を観察していると、なぜかミスや失敗を連発する傾向があります。

また普段から体調が優れない日が多いです。

このようなタイプは、ミスと体調不良とがリンクしています。

ミスを体調不良のせいにするとますます体調不良になるし、一方でますますミスを連発するようになるのです。

こうなると負の連鎖が止まりません。

そうなって欲しくないことばかりが続き、坂を転げ落ちるように運気が低迷していくことでしょう。

結局は自分が撒いた種で、自分が苦しむことになるのです。

男友達でもしこういうタイプがいたら、優しくするのはもってのほかです。

なぜなら自分で責任を負いたくないので、全部周囲のせいにしてあとは知らん顔だからです。

あなたが彼に対し少しばかり好意があったとしても、将来的に全く期待できないタイプなので今すぐ距離を置くべきです。

 

注目を集めた結果、褒めてもらいたいし持ち上げてほしい

男友達が体調不良アピールをしてくる時、相手から注目されたい一心でそう言ってくることがあります。

また誰かから褒められたい意識が強かったり、自分を持ち上げてほしい気持ちでいっぱいな人もいます。

周囲からの注目を集められればある程度は満足しますが、最終的には「誰に」とは言わないまでもとにかく自分を褒めてほしい、それが彼の心からの願いなのです。

このタイプの男性は自分ファーストなところが大変に目立つのが特徴で、自分には価値があり誰もがそれを認めるべきと思っています。

その結果、かなり派手な演技でやたらと目立とうとして奮闘します。

しかし派手なリアクションや反応の仕方は、周囲からうとまれる対象になりやすいです。

なぜならどう控え目に見ても「あいつなんか変だよね」と思われるようなことをやってしまうからです。

ましてや強引に体調不良をアピールされたら、周囲の人たち全員から「自業自得でしょ」と思われるだけです。

このように注目を集めたいだけの男性は、体調不良アピールを利用して周囲から褒めてもらいたいし持ち上げてほしいのです。

 

極端な寂しがり屋なため、誰でもいいので優しくしてほしい

男友達がしてくる体調不良アピールは、誰でもいいから優しくされたいという願望が隠れています。

極端な寂しがり屋も多く、幼少期から孤独を抱えていることも多いです。

親との関わり方に問題があったのでしょう。

彼の寂しさを埋められるものは大人になった今となってはそう簡単には見つかりませんが、無意識に孤独な自分をなんとかしたいとは思っています。

そのためまずは身近な存在に注意を向け、体調不良をアピールして心に抱えた寂しさを埋めようとします。

人が感じる悲しみの多くは、孤独感です。

でも孤独感を埋められるのは、他人ではありません。

孤独を乗り越えられるのに必要なのは、自分の努力だけなのです。

しかしそれを理解できていないと、周囲の人に安易に孤独を埋めて欲しいことを求めてしまうのです。

体調不良をアピールするのも、そのようなバックボーンが隠れているからです。

 

潜在的に責任逃れしたい気持ちがある

潜在的に責任逃れしたい気持ちがある男性は、体調不良をアピールしてくることがよくあります。

このようなタイプの男性は、最初から本当に体調不良かどうか怪しいと思った方が無難です。

付き合いが長くお互いによく知る間柄なら、彼の性格はよくわかっているはずです。

責任を負いたくないし、要領の良さで立ち回りするその性格を…。

体調不良をアピールするのは、彼の常套手段です。

そしてそれは彼にとって、うまく立ち回るためのスキルのひとつなのです。

そうしなければならないほど彼は責任を負いたくないし、現実から逃げたいのです。

このようなタイプが男友達にいても、気心が知れていれば何も問題ないでしょう。

しかし相手に好意があるようなら、一気に距離を縮めないようにしてください。

距離が近づくにつれ彼のイヤな一面を見ることになるでしょうから、がっかりしないためにもまずは距離をおくことをおすすめします。

 

一人暮らしの心細さや孤独を紛らわしたい

男友達の彼がもし一人暮らしなら、孤独を紛らわしたいがために体調不良をアピールしてくることがあります。

多くの独身男性たちの中で、一人暮らしを心から堪能できている人はごくわずかでしょう。

男性たちのほとんどは「一人暮らしって気楽で最高！」と思う反面、どことなく一抹の寂しさを感じているのは確かです。

その寂しさを紛らわそうとして他に方法が見つからないと、必ずと言っていいほど身近な相手に体調不良をアピールしてきます。

しかし孤独の寂しさだけを訴えたところで、自分も相手も切なくなるだけです。

まして独身男のわびしさだけは、相手に悟られないようにしなくてはいけません。

そのような時に使える方法が体調不良アピールなのです。

体調不良なら、誰に話しても「大変だね」と同情してもらえます。

彼にとって同情の言葉こそが、孤独の寂しさを癒やしてくれるものです。

結局彼は体調不良を相手にどうにかしてほしいと思っているわけではなく、ただ話を聞いてもらいたいだけなのです。

 

男性の体調不良アピールにはどう反応したらいい？

体調不良になるまで頑張ったことを褒めてあげる

男性が体調不良アピールをしてきたら、そうなるまで頑張ったことを褒めてあげてください。

彼はそれだけで救われる思いでしょう。

そしてあなたに対しても、グンと評価を上がてくれます。

人は褒められれば、誰もがやる気を出すものです。

体調不良アピールもほどほどになることでしょう。

なぜなら体調不良アピールしている自分が情けなる感じる日が、いつかは必ず来るからです。

褒められてもそれを素直に受け取れなければ、今度は自分が変わるしかありません。

そうなればもう体調不良をアピールしてくることは一切なくなります。

 

頑張り過ぎたことを否定しない。同調したり勇気づける

体調不良をアピールしてくる彼に、頑張り過ぎを否定しないことも重要です。

彼の気持ちに寄り添って、同調したり勇気づけましょう。

良かれと思って言った言葉が相手を完全否定するものだった、ということはよくあります。

「頑張り過ぎたから病気になった」とか「頑張り過ぎてはダメ！」というような否定的なスタンスは良くありません。

頑張り過ぎが体調不良につながったのは誰が見ても明らかだったとしても、言葉には気をつけましょう。

誤解されないようにするためにも、言葉はよく吟味してから発することが大切です。

否定したくなったら、それ以上もう何も言わないこと。

彼へのアドバイスは、時として全く必要ないこともあるのです。

 

脈ありな相手なら、よく話を聞いてあげること

脈ありな相手なら、まずはよく話を聞いてあげましょう。

体調不良は表向きだけだった、という場合も往々にしてあるからです。

相手はあなたの気を引こうとしてそう言っただけかもしれませんが、ここで相手の話をきちんと聞いてあげないとあなただけでなく彼にも誤解が生じます。

彼の話をじっくり聞いてあげただけでも彼の脈ありレベルは一段階アップするのは確実だし、理想的なリレーションシップはより高度なコミュニケーションが必須です。

高度とはいえ実にシンプルで、それが会話術です。

自分はどう思っているか、また相手はどう思っているかを尋ねること。

簡単なのに難しく感じるのは、会話術に慣れていないからです。

今日から自分が思っていることを的確に相手に伝える練習をしてください。

彼の話をじっくり聞くことも大切ですが、自分の思いを伝えることはもっと大切です。

何も言わずに我慢していたのでは、訳もわからないまま結果的に誤解を生むだけでしょう。

何があっても自分が機嫌よくいられるならそれが1番ですが、相手に遠慮して何も言えずに辛い思いをするくらいならきちんと伝えるべきです。

 

関わりたくない男性であまりにもしつこくアピールしてくるなら、病院での診察をすすめる

体調不良をアピールしてくるのがあなたにとって関わりたくない男性という場合、注意が必要です。

無理に話を聞いてあげるのはお互いのために良くありませんから、なるべく早くその場を離れてください。

それでもなおしつこく会話を続けるようなら、病院での診察を勧めましょう。

話はそれで終わりです。

彼はあなたとの距離を近づけたいがために、体調不良をアピールしてくるのです。

完全に勘違いしていると見て間違いないでしょう。

勘違いしている男性にいつまでも関わってはいけません。

しかしピシャリと言うのは、ちょっと待った方が良さそう。

距離をおけば静かになるなら、強く言葉で咎めるのはやめておきましょう。

あとは病院に任せるつもりでいれば大丈夫です。

 

依存したいだけ？毎度のごとく体調不良アピールしてくるなら思い切って放っておく

体調不良をアピールしてくる男性の中には、ただ単に相手に依存したいだけという人もいます。

依存すれば楽だし、面倒を見てもらえそう。

そんな風に超楽観的に考える男性も、この世には存在するのです。

仮に男性に恋愛感情があったとしても、将来的にあなたが苦労するのは目に見えます。

依存体質の男性の果てはストーカーです。

全ての依存型がストーカーになるわけではありませんが、いつどこで豹変するかわからないのが正直なところです。

前もって注意しておくに越したことはありません。

なので毎回のごとく体調不良アピールしてきて面倒なら、思い切って放っておくのも一つの方法です。

放っておかれても相手はさほど困らないし、いずれ体調不良アピールできる別の人を探します。

最後に追いかけたくなる女性と男性心理に関する記事を紹介しておきます。

 

占い師 堀之内姫乃のワンポイントアドバイス「男性の体調不良アピールはあなたに気を許している証拠かも」