心配してくれる男性の心理を詳しく解説｜好意のアリナシの確認の仕方＆職場でどうふるまう？

男性が心配してくれるのは、どんな心理状態の時なのでしょうか？

こちらでは心配してくれる男性の心理についての解説と、好意のアリナシの確認の仕方＆職場でどうふるまうかについて解説しています。

彼が心配するのは、好意を持っているためかもしれません。

そのあたりを詳しく探っていくと同時に、職場で男性から心配された時の男性心理と心配してくれた男性に対する対処方法も併せて紹介しているので、ぜひ参考になさってください。

心配してくれる男性が好意を持っている時の男性心理

好きだから、何かあった時のことを考えると言葉をかけずにいられない

男性が心配してくれるのは、相手の女性に多大なる好意を持っているためです。

もしかすると本気で好きなのかもしれません。

だからこそ、何かあった時のことを考えると言葉をかけずにはいられないのです。

男性が女性を想うパーセンテージは、フルに近い状態です。

困った様子はないか、悩んでいる様子はないかと終始うかがっています。

ちょっとオーバーかもしれませんが、そういう男性は好きな女性にもし何か問題起きたらすぐに動けるよう、いつでも臨戦態勢なのです。

特に顕著なのが、普段いつも明るい女性が突然暗くなった時です。

体調が悪いのか、何か重大な問題が起きたのかなどと、彼の心はかき乱されます。

「どうしたんだろう？一体何があったんだ？」

頭の中をグルグルと不安が駆け巡るので、心配せずにはいられなくなるのです。

男性は「なんかあった？大丈夫？」という声がけをすれば、相手の女性から「大丈夫！」と返事が返ってくることはあらかた予想しています。

このように「おそらく大丈夫だろう」と分かっていても、「好き」という感情が思わず彼を動かしてしまうのです。

心配してなんとかその女性の気を引きたいと思っている

特定の女性に対し脈アリの男性は、なんとかその女性の気を引きたいと考えています。

また多くの男性たちは、好きな女性の気を引くチャンスをいつも伺っています。

そしてそのチャンスを見つけたと同時に飛びつくような、そういう男性が多いです。

また「相手の気を引けば、自分に注目してもらえる」と思っている男性も多くいます。

相手の女性に恋愛感情があれば、気を引いてくるシチュエーションも必然的に増えます。

気を引いてくる態度があからさまなため実にわかりやすいのですが、その男性は自分があからさまに気を引く態度をとっていることにたいてい気づかずにいます。

しかしその女性はもちろんのこと周囲の人たちは、その男性が女性に好意を持っていることがバレバレです。

なぜなら、他の女性に対する態度と明らかに違うからです。

「心配するのは女性の気を引きたいため」というのが、周りから見ても丸わかりなのです。

女性との接点を探したり、会話するきっかけが「心配すること」

男性が好きな女性との接点を探している時「心配」という手を使ってくるのは、よくあります。

また「女性に声がけするきっかけ作り」という場合もあります。

そういう場合、たいてい心配しつつも会話は別の方向へと進ませます。

相手を心配するのは、単なる会話のきっかけ探しに過ぎないというわけです。

その証拠に、女性がいつもと何も変わりないのに心配してくることがほとんどだからです。

女性は（なぜこの人は私を心配してくれるの？）と、いぶかしげに首をひねるばかりでしょう。

しかし心配してくれるのは、ありがたいこと。

疑ったところでどうしようもなく、むしろいたわってくれるような優しさは受け止めるべきものです。

その後の会話が楽しければ、心配してくれたことも忘れてしまうでしょう。

好意がある女性に目を向けているため、心配するタイミングを察知できる

多くの男性たちは、好意がある女性の様子にいつも注目しているものです。

なので、その女性が心配な時がすぐにわかるのです。

男性にとって、好きな女性の行動の全てが注目に値するものです。

そうやって熱い視線を送ってはいるものの極力女性に悟られないようにしていますが、そんな中でも彼が行動に移したくなるのが、彼女の様子に不安を感じた時です。

心配するべき時を誰よりもいち早く察することができるので、すぐに「大丈夫？」と声をかけることが可能になるのです。

このようにいつもその女性をさりげなく見ている男性は、心配する行動に出やすいのです。

好きな女性を苦しむのは見たくないし、少しでも役立ちたい

多くの男性は、好きな女性が苦しむのを見たくないと考えます。

そのために好意がある女性が苦しんでいるように見えたら、真っ先に心配してきます。

彼は、彼女の苦しみを少しでも和らげるために力になりたいと思っています。

そしてそのために自分が役に立つならこれほど嬉しいことはないし、もっと嬉しいのは自分の力添えによって好きな女性が喜んでくれることです。

嬉しそうに「心配してくれてありがとう」と言われたら、天にも昇る気持ちでしょう。

好きな女性に喜んでもらえたことで「もっともっと役に立ちたい」と、心の底から願うのです。

このように好意がある女性を心配してあげることで、苦しみを取り除いたり彼女の役に立つことが彼にとっての幸せなのです。

好きな女性を心配するのは、その女性から信頼されたいから

男性は潜在的に好きな女性から「信頼されたい」という願望がある時、心配してくることがあります。

男性たちにとって相手から信頼されることは「好意アリ」と同義語です。

しかしどんなに相手から好意を見せられても、その女性に信頼されていなければ絵にかいた餅です。

信頼されないのは男性が一番恐れていることで、恋愛関係においてはもまずは自分が彼女から絶大な信頼得ること、これに重きをおいているのです。

それに対し女性の場合は、好みの男性からの好意に対し、その男性に信頼をよせる前になぜかメロメロになることが多いです。

つまり多くの女性は「彼は自分を愛してくれている」と感じるだけで満足するのです。

このあたり男女間での考え方の相違は、対極に近いものがあります。

本気で心配してくるのは、その女性のことが本当に好きだから

男性がここぞとばかり本気で心配してくるのは、その女性のことが本当に好きだからです。

誰かに「なんで好きなの？」と聞かれたら、彼はこう答えるはずです。

「好きだから好き。それ以外に理由はないよ」と。

彼にとって、好きなことに理由や理屈などないのです。

相性の良し悪しは人それぞれだし、仮に周りの人たちが「何であの2人くっついたの？」と疑問を持たれたとしても、彼にとってはどうでも良いことです。

燃え始めた恋心の炎は、そうやすやすと消えることはありません。

心配したくなるのは彼にとってはいたって当たり前のことで、そこに理由はなのです。

ただその女性のことが単純に好きだから、心配するのです。

その女性のことが好きなあまり、せめて嫌われないよう心配してあげてる

 

男性がその女性のことがあまりにも好きなため、せめて嫌われないように心配してくることも考えられます。

つまり心配するのは、彼の気遣いということです。

その心理状態は「好きになってくれなくてもいいが嫌われたくない」です。

嫌われたくない一心で精一杯気遣っていて、それが結果的に「心配の声がけ」となって反映されるのです。

しかし中には、そういう気遣いを嫌う女性もいます。

たびたび心配されると「めんどくさい」と思うようになったり、重く感じてしまうのです。

空気を読める男性なら、すぐに「心配する」というアクションを見直すことができますが、鈍感なタイプの男性は彼女の気持ちに寄り添うことができません。

このように良かれと思って心配してきても、女性にとっては「大きなお世話」と感じてしまうこともあるのです。

好意がなくてもなぜか心配してくれる男性の心理とは？

心配するのはあくまで友人感覚。心配しないとバツが悪い

好意がないのに心配してくる男性は、あくまで友人としてというスタンスでいます。

女性がどんな状態にあるかによって対応は変わりますが、心配しないと何となくバツが悪いと感じています。

男性が抱く感情はその程度なのですが、とは言え100%その女性に好意がないというわけではありません。

なぜなら好きではない女性に対して、心配はしないからです。

心配は「気遣い」と言葉を変えることができますが、恋愛関係にある人への気遣いと友人としての気遣いでは、その重さは「全く違います。

恋愛関係の相手に気遣う時は、一歩踏み込んだ表現で「どした？大丈夫か？」のように、彼は優しいながらもラフな対応をしてきます。

ところが友人として相手を気遣う時は、恋愛関係にある人ほど心配を見せず「大丈夫〜？？」のように、実にあっさりとした対応です。

このように両者は天と地ほど違っていて、友人のスタンスで心配してくる男性の内面には（心配しないと何となく申し訳ない）という気持ちが隠れています。

心配することで無意識に優越感に浸ろうとしている

好意がないのに心配してくる男性は、無意識に優越感に浸ろうとしている場合があります。

優越感とは、自分が他者よりも優れていると感じると同時に気分が良くなることを言います。

優越感の対義語が劣等感で、自分が劣っているという感覚です。

劣等感も優越感も自分を他者と比べた時に起きるものですが、どちらもあまりいい感情とは言えません。

なぜなら自分は自分、そしてオリジナルな存在であって人と比べるのは全く無意味だからです。

相手に対する心配が優越感につながるのには、理由があります。

それは相手を見下すような心配をすると、なぜかひしひしと優越感が湧いてくるためです。

見下された方は心配されたのにもかかわらず、なぜかマウンティングされたように感じるのでイラっとしてしまうのです。

相手に好意があれば利害関係抜きに心配できるので、優越感が起きることはありません。

「心配な人」と見た目で判断するので、誰に対しても安易に心配してしまう

好意がないのに心配してくる男性は、見た目で人を「心配」と判断します。

そのため不安材料が見えると誰に対しても（なんか心配だなぁ）と感じ「大丈夫？」などと声がけしてきます。

性格的には平和主義者で、誰よりも心遣い気遣いができる親切で優しい人です。

特定の女性への声がけが度重なるような時（ひょっとして好かれてる？）と、その女性から勘違いされることも多いです。

ところがそういう男性は心配してくれたかと思うとすぐにケロッとしている場合がほとんどで、場合によっては心配したことすらも忘れてしまっています。

一時的に恋心を持った女性は大変に混乱してしまいますが、男性に悪気がないのは見ての通りです。

このように心配してくれるのが男性の親切心からという時、その女性に好意を持っているというわけではないのです。

心配する男性の多くはお兄ちゃん気質。妹のことを心配するのと同じ感覚

心配する男性はお兄ちゃん気質で、妹のことを心配するのと同じ感覚で心配してきます。

妹ということは、完全に「彼の身内」ということです。

その女性に多少好意を持っているようでも、恋愛感情の好意とは明らかに違うと考えてください。

お兄ちゃん気質は兄弟姉妹関係によっても違いがあり、そのほとんどが妹や弟がいる「長男」です。

兄弟姉妹のトップである長男長女は、他の兄弟姉妹より真面目でしっかり者が多いです。

妹や弟の模範となるべき存在なのはもちろん、下の子たちのことを気にかけるのは長男の役目だからです。

ところが長男ではなく末っ子男性でも、女性の世話を焼くのが好きな人もいます。

大勢の兄弟姉妹の中で育った末っ子男性は意外にしっかり者が多く、要領の良さが特徴でもあります。

その特徴を生かし彼なりに心配してくれたりしますが、末っ子は長男である兄にコンプレックスを抱いていることも多いです。

自分にできないことをスルスルとやってのけるお兄ちゃんは、羨望の的なのです。

そのお兄ちゃんの背中を見て育った末っ子男性は自然な流れでお兄ちゃんを模倣したり、また末っ子男性によってはお兄ちゃんのDNAをそっくりそのまま受け継いでいる場合もあります。

そういう男性が自分より年下の女性が可愛く見えて仕方がないとき、ただ単に心配だからという理由で気にかけてくれるのです。

またそのように末っ子でありながらお兄ちゃん気質を持つ男性が、妹と同じ歳の頃の女性を心配するのはごく自然なことです。

そこに恋愛感情はないと見た方がいいでしょう。

普段から心配性で、不安を感じない日はないから

好意がないのに心配してくれる男性の多くは心配性で、不安を感じない日はありません。

朝、起きた時から夜寝るまで目や耳から入る情報に対して、常に何かしら不安を感じています。

不安はさらなる不安を呼び寄せるため、メンタル的な病を引き寄せる場合もあります。

たとえば不安神経症は、不安を抱える人の中で最も多いメンタルな病です。

いつも見えない巨大な不安に押しつぶされそうなので、自分に自信がありません。

またミスを連発することも多いです。

そしてその不安を周囲の女性にも向けるのです。

自分の不安を取り除くことに専念すればよいのに、このタイプの男性は他人を気づかわずにいらないのです。

優しい気遣いと考えればありがたいことなのですが、不安が大きい人の心配は実はあまり喜ばしいことではありません。

なぜなら不安を感じていない人のことを過度に心配するため、その人の足を引っ張りかねないからです。

このように心配性の男性はいつも不安を感じているので、その心配を周りにも向けてきます。

心配するのは、恋愛に本気ではない下心を隠し持っているため

 

心配してくる男性の中には、本気ではない下心を隠し持っていることがあります。

そこに恋愛感情はありません。

重要なのは、見極めることです。

勘の良い女性なら、その男性の目的が何なのかピンと来るはずです。

たいてい調子が良く、親切すぎるほど親切です。

恋愛に本気でないのにどこかで会うチャンスを狙ってきますが、これが危険信号です。

「心配してくれたし、彼に悪いから」と、彼の誘いに乗ってはいけません。

簡単に誘いに乗ってしまったその時、男性の表情は「してやったり顔」に間違いありません。

後で後悔しないためにも、下心だけで心配してきているのではないか、しっかり確かめることが大切です。

彼が心配してくれるのは脈あり？ナシ？確かめる方法

ほかの女性にも同じように心配しているかチェックする

彼の脈ありナシを確かめるには、他の女性にも同じように心配しているかをチェックします。

もし自分と同じように心配するような声をかけていたら、残念ながら脈ナシかもしれません。

どんなに目を光らせていても他の女性に対し一切心配するような態度を見せないなら、脈ありは確実でしょう。

ただしこの時点では、あくまで「脈があるかもしれない」という、推測止まりです。

好意があるかないかで言えば「ある」だろうし、嫌っていないことだけは確かです。

だからと言って、彼が恋愛関係として進展させたいかどうかは謎です。

また心配してくれたのは、たまたまだった可能性もあります。

また彼をチェツク中に、彼が他の女性を心配するタイミングがなかったかもしれません。

このように「心配してくれたのが自分だけなら脈アリ」と考えるのは、そうかもしれないしそうでない場合もあるのです。

心配してくれたのが1回だけなら脈ありとは言い切れない

心配してくれたのが1回だけで、その後何もなければ脈ありとは言い切れません。

考えられるのは「彼は気まぐれで心配したのかもしれない」ということ。

そして「気まぐれで心配してくる男性は意外に多い」ということも忘れてはいけません。

もし気まぐれだとしたら当然ながら、心配してくるのは1度きりです。

その後、いつまでたっても彼は心配してくる気配すら見せません。

「あれは何だったんだろう？」と、心配された時のことを思い出し摩訶不思議な気持ちにさせられてしまうでしょう。

彼の心情は、たった一度の心配だけでは計り知れないのです。

彼のほかの態度にも好意を感じられるかを観察する

彼が脈ありナシを確かめるには、彼のほかの態度にも好意を感じられるかどうかを観察してみてください。

相手の好意は心配してくれることだけではなく、さまざまなシチュエーションに表れます。

そのため、彼の行動の中で「これだ！」というように思い当たるフシを探ってみましょう。

しかしあくまで「さりげなく」が基本です。

そして頭の中にチェックリストを作り、そこに好意があるとみられる態度を書き込んでいきます。

チェック項目が多ければ多いほど、彼が好意を抱いている確率が高くなります。

もしチェック項目が少なくても、彼の態度に少しでもハートがきゅんとなるようなことがあれば、可能性としては決して低くありません。

なぜなら彼は相手に悟られないよう、自分の気持ちを隠しているかもしれないからです。

お互いに好感を抱く2人が、恋に落ちるのは一瞬です。

どんな状況からそういう流れになるかは分かりませんが、心配してくれること以外にも彼がどんなアクションを起こすか注視していくことをおすすめします。

彼が脈ありなら好きのサインは心配以外にも必ずある

彼が脈ありなら、好きのサインは心配以外にも必ずあるはずです。

そのサインを見逃さないようにしていれば、脈ありナシがはっきりと分かります。

たとえば飲み会の時、彼が決まって誘ってくるならかなり脈ありです。

またドライブやアクティビティなどグループでプライベートの時間を楽しむ時も、彼がいのいちばんに誘ってくるのが定番です。

旅行に行ってきた時のお土産も忘れません。

このように、彼は好きのサインとして特別扱いしてくるのです。

彼女がいなかったらすぐにでも付き合いたいと考えていますが、彼女がいても好意がありますから、付き合うのは無理でも恋心を抱いていることに変わりありません。

彼に恋心があるかはっきり読み取るには、彼のアクションに対して喜んでみてください。

好意がある女性が喜べば彼は再び喜ぶようなことをしてくれますが、これが恋心がある目安です。

心配している時の表情に注目し、好意のアリナシを見極める

脈ありナシを確かめるには、心配しているその表情から見極めるのも意外に簡単です。

目の動き、頬の色、全体の表情、口元やしゃべる内容、汗など、全てが彼の脈アリナシの情報です。

目が泳いでいたら、照れている可能性が高いです。

また頬を赤らめたり汗ばんでいる時は戸惑っていたりやや興奮状態で、心臓が早鐘のように脈打っているとみられます。

こういう時「手のひらも汗ばんでいる」というのも一つの目安です。

ただし男性によってはあがり症やコミュ障の人もいるので、一概には当てはまりません。

中には普段は何とも感じないのに、いざ女性と面と向かってしゃべろうとした途端に「カーッと恥ずかしくなる」という男性もいるのですが、これを脈ありと考えるのは少し無理があります。

職場の男性に心配されるのは？本気にするとイタイと思われることもある

同じ職場で働く立場上、心配されるのは珍しいことではない

職場の男性に心配されるのは、立場上珍しいことではありません。

一般的に職場の人たちとは、長時間共に過ごすことが多いです。

場合によっては、家族と過ごすよりも長い時間一緒です。

家族よりも共有する時間が長いとなれば、もはや家族同然ともいえます。

何かあったときに「大丈夫？」と声がけするのは普通です。

そこに特別な好意や恋愛感情は「まず無い」とみた方がいいでしょう。

誰でも心配されれば嬉しいものですが、だからと言ってその優しさをストレートに恋愛感情に結びつけてしまうと「イタイ」と思われてしまいます。

同僚や上司に心配される理由は仕事を円滑に進めるためでもある

心配してくる相手が同僚や上司の場合、その目的は仕事を円滑に進めるためです。

特に女性に対し、その気遣いはハンパないものです。

即戦力に長けた女性たちは職場内において、また男性たちにとっても欠かすことのできない大事なメンバーで、さらにムードメーカー的役割を果たしてくれる存在でもあります。

心配したり気遣ってくれる男性は、女性のちょっとした変化に気付けます。

顔色が悪かったり体調不良な様子もすぐにわかるので、ひと目見た瞬間に「大丈夫？」声がけしてくれるのです。

そのひとことがあるかないかで、その後の仕事に影響が出ると言っても過言ではありません。

気遣ってあげることはその女性だけでなく、結果的に職場全体の仕事が捗ることになるのです。

このように上司や同僚男性が心配してくるのは、ほとんどの場合、仕事に支障が出ないようにするためなのです。

天然な女性は職場の男性に心配されやすい対象となる

天然な女性は、職場内で男性たちに心配されやすい対象となります。

その理由は、天然であるがゆえに見ていて危なっかしいのと、突発的にいつ何をするかわからない、そんな不安を感じさせるためです。

そのためいろいろな男性から心配されることが多いのですが、天然な女性の周りにいる男性たちは「正直なところ心配させて欲しくない」と考えています。

面倒見の良い男性ならまだしも、心配ばかりかけるその女性を厄介に感じてしまうのです。

しかしそんな男性たちの願いもむなしく、心配すればするほどさらに心配なことを引き寄せてしまいます。

心配はポジティブではなく、ネガティブな感情です。

ネガティブな理由は、心配する相手を全く信用していないからです。

相手に全幅の信頼をおいていれば心配することはないのですが「絶対ヤバいことをやってくれるだろう」と予測していると、大体心配した通り問題が起きることになるのです。

天然タイプの女性は、以前からあちらこちらから心配の声が上がっていたはずです。

でもそれは好意からでないのは明確です。

脈アリナシとは全く関係なく、ひとえにその女性を信用していないから心配してくるのです。

職場の男性は自分の保身のために心配してくることもある

職場の男性は、自分の保身のために心配してくることもあります。

一見、親切心から心配してくれてるようでも諸手を挙げて喜べないこともあるのです。

なぜ保身のために心配してくるのでしょうか？

それは自分が責任を負いたくないからです。

責任を負うような事態を避けるために、心配したり声がけしてくるのです。

その心情はひたすら「失敗をしたくない」という思いだけです。

失敗を避けたいために不安になっているのであって、相手の女性を気遣っているわけではないのです。

その男性が何を考えているのか知りたければ、表情を見れば一目瞭然です。

不安を隠さないその表情は血の気が引き、緊張感すら伝わってきます。

その表情を見たら、好意を抱いているとか脈ありかなど、そういった思考は全て吹っ飛んでしまうでしょう。

そういう男性は常日頃、仕事上のストレスを感じていることが多いです。

また非常にリスキーな職に就いていることも考えられます。

「一寸先は闇」

まさにこのような心境です。

女性がミスしないことを祈るかのように「本当に大丈夫？」と心配してくるのです。

心配してくれる男性にどう接する？正しい対処方法

微笑みながら「ありがとう」と伝えれば、人間関係が円滑になる

心配してくれる男性には、微笑みながら「大丈夫！ありがとう」と伝えるのがベストです。

人間関係が円滑になるために、これ以上の言葉はありません。

あまり深く考えずに、その場ですぐに感謝するだけでOKです。

心配されたのが嬉しいからと、そのことをいつまでもズルズル引きずらないようにしてください。

男性はそこまで考えずに、声をかけてくるものです。

場合によっては、微笑みながらうなづくだけでも十分です。

微笑みを受けた人の誰もが、癒しパワーを感じます。

脈ありの男性なら、瞬時にハートを撃ち抜かれるのが優しい微笑みなのです。

また「ありがとう」という感謝は、どの言葉よりも強いエネルギーを発します。

何より男性に向かって言った言葉なのに、自分にもリターンしてくるのが凄いところです。

お互いの波動がアップするばかりでなく場の波動もグンとアップするので、さらにその後の仕事もスムーズに進みます。

心配してくれる気持ちを頼ることも大事。男性の包容力が開花する

時には心配してくれる男性の気持ちを察し、彼に頼ってしまうこともとても大事です。

そうすることで、男性の包容力が大きく開花します。

多くの男性たちは自立した女性には手も足も出ません。

しかし弱々しく見える女性には、思わず「守ってあげたい」とばかり、すかさず行動に出ます。

そういう時は、素直に甘えてください。

男性はそうやって甘えてくれた方が、もっと守ってあげようと思うものなのです。

むしろ「もっと甘えてくれ」と思っているかもしれないし、頼られたのが好きな女性だったら嬉しい悲鳴をあげたくなることでしょう。

ただし「やってもらって当たり前」という顔をしていてはいけません。

必ず感謝のひと言を。

これが男性とうまくいく秘訣です。

どんな男性にも包容力はあるのですが、それを引き出せるのは女性なのです。

lineで心配してくれたら「心配してくれてありがとう」と感謝の返信を

lineで心配する言葉を寄せてくれた男性には、その場で感謝の返信をしてください。

その男性がたとえ意中の人でなくても、です。

なぜなら親切心からの心配に感謝するのは、人としてとても大事なことだからです。

またそのことが周り回って、意中の人にも伝わる可能性もあります。

打算的になるのは良くありませんが、誰に対してもきちんと感謝するようにしていれば、少なくとも悪い噂が立つことはありません。

それどころか何かをしてもらった時に当たり前のように感謝できる人は、自然と周りからの評価が高くなるものなのです。

心配された時、できればその当日中の夜に「心配してくれてありがとう」と返信してください。

心配してくれた気遣いに対し、お礼を言うのが社会人としてのマナー

社会人としてのマナーでもっとも大事なことが、気遣いに対してお礼を言うことです。

心配してくれたことに対して、できるだけ早めに相手にお礼を伝えてください。

「後でいいか」と思っていると、言う機会を逃してしまいます。

お礼は先送りにしない方が良いので、覚えているうちに伝えておきましょう。

またお礼を伝える際「心配してくれてありがとう」の「心配してくれて」のように、相手のアクションについての言葉を付け加えるとさらに感謝が強調されます。

このような伝え方なら「本当にありがたかった」と思う気持ちが確実に相手に伝わります。

相手が大人対応ができる人なら「お互い様だよ、気にしないで」と言ってくれるはずです。

確かに長い間には、心配してくれた相手を今度は自分が助ける、というようなシチュエーションが出てくるものです。

今度は自分から「お互い様よ！気にしないで」と言ってあげられたら…、と考えるだけでなんだかワクワクします。

このようなやりとりやコミュニケーションを自然な流れで行うことができるのが、一人前の社会人なのです。

心配してくれた男性から好意を持たれている場合、解決したかどうかを必ず報告する

心配してくれた男性が好意を持ってくれている時、解決したかどうかを忘れずに報告してください。

些細なことですが、報告がいかに大事かは後で気づくことになるでしょう。

逆の立場を考えてみてください。

ちょっと気になっている男性がいて、なんだか調子悪そうに見えます。

「大丈夫？」と心配そうに声がけした時「あぁ大丈夫だよ」と答えてきたとします。

でもどう見ても大丈ではなさそうなら、心配が解消することはありません。

その後も彼が何も言ってこなければおそらく体調が復活したのかもしれませんが、何となくすっきりしないはずです。

しかし「あの時はありがとう、もうすっかり良くなったよ」の一言があるだけで、ホッとひと安心でしょう。

さらにその人の評価もグンと上がります。

自分に置き換えてみれば、報告によって自分の評価が上がるのです。

事後報告はどんな対人関係においても、大変に重要なアクションです。

相手が好意を持ってくれている男性ならなおさら「報告」という接点によって、もっと彼との距離を近づけることができます。

彼が脈ナシでも、心配してくれたことは心からの感謝に値する

たとえその男性に脈ナシと分かっていても、心配してくれたことは心からの感謝に値します。

「ありがとう」を忘れずに伝えるようにしてください。

しかし、本当に体調が悪いのに無理して笑顔を作る必要はないし、無理したところで相手に悟られてしまいます。

こういう時は、素直さが大切です。

「相手を心配させたくない」と考える気持ちはわかりますが、こういう時は本当の自分を出してもなんら問題ありません。

そして「自分はどうしたいのか」をはっきり伝えることが重要です。

「お水が欲しい」「薬を買ってきて欲しい」のように。

「心配」という字は、「心配り」から来ています。

人から心を配ってもらうということは、それ以上ありがたいことはないのです。

心配りをありがたくいただくためには、無理せず自分に嘘をつかない。

これにつきます。

たとえば本当に体調が悪いなら相手に甘えても全く問題なく、仮に彼が脈ナシだとしても、男性にとって女性から頼られるのは嬉しいものなのです。

仕事を共有する職場なら、全員に個別でお礼を伝えればその後もスムーズ

心配してくれる男性たちが同じ職場で仕事を共有しているなら、それぞれ個別にお礼を伝えてください。

状況によっては、心配させてしまったことに対するお詫びも兼ねて。

この事後対応がメリットになる理由が、職場全体のモチベーションが上がって空気が明るくなったり、仕事がスムーズにはかどるようになることです。

心配してくれたことが結果的にプラスに働くので、心配させることを恐れる必要はないのです。

心配ネタが尽きないようでは困りますが、だからと言って全く心配をかけないように努力しているようなら、ちょっと考えものです。

私たち人間は、自分以外の人とサポートし合いながら生きています。

1人で生きていけないのは、どんな人でも必ず誰かしらに支えられているからです。

「そんなことない！なぜならずっと私1人で生きてるから」と言う人もいるでしょう。

確かに1人の侘しさや寂しさの中で生活していると「サポートなんてしてもらったことない」と考えるものです。

しかしこの地球に生まれたきたのは、人と人とのつながりによって本当の自分を知るためで、自分1人だけでは本当の自分を知ることはできないのです。

そのようなつながりある人が心配してくれるのは、温かいハートの持ち主だから。

そして見返り求めて心配しているわけではないのです。

人とのつながりを大事にしましょう。

今つながっている人との関係を強固にすれば、怖いものなどなくなります。

またそのつながりには新たな縁が隠れているかもしれないことも、可能性としては大アリです。

そのためには心配してくれた人全てに、確実にお礼を伝えることが何より重要なのです。

下心ありの男性から心配された時でも、無視せず誠実に対応する

時にはいかにも下心がありそうな男性から心配されることもありますが、無視せずに誠実に対応するようにしてください。

場合によっては、心配されること自体、全くもってありがたくないと感じることでしょう。

完全無視したいところですが、それがNGなのには理由があります。

それは「周囲の目」にあります。

下心を向けられたのはその女性であって、周囲の人ではありません。

なので周囲の人たちは、下心があるかどうかはわからないので「普通に親切にしている」ようにしか見えないのです。

そこでその男性を無視したり邪険に扱う態度を見せたら、周囲の人たちはどう思うでしょうか。

あまり評判の良くない男性だったら、女性の行動に「そうされても仕方ない男」と考えるかもしれません。

しかしそういう男性でないなら、完全に周囲の人たちに誤解を与えてしまいます。

「なんか冷たくない？あの態度」

「あの態度、ちょっと無理」

好意を抱いている男性に一度こう思われたら、その後撤回するのはとても大変です。

周囲の人たちは、ちゃんと見ているだけでなく判断もしています。

誤解されたくないのなら、どんな人に対しても無視はダメです。

占い師 堀之内姫乃のワンポイントアドバイス「嬉しい気持ちは伝えよう！好きになるなら相手の好意を見極めて」