切ない恋愛名言は恋に効く!切なさに共感できる偉人・アニメや映画の恋愛名言&別れの名言を英語でご紹介
※この記事を読む前に必ずご覧ください。

あなたは今、片思いで切ない恋心を抱いていたり、彼から振られてしまい失恋の痛手を味わっていませんか?

心が悲鳴をあげそうなほどつらい時「恋愛名言」があなたをホッとさせてくれるかもしれません。

この記事では切なさに共感できる偉人・アニメや映画の恋愛名言&別れの名言を英語でご紹介していきます。

心に奥まで響く偉人・作家の恋愛名言を始め、有名漫画・映画に出てくる恋愛名言は多くの人たちに深い感動を呼び起こしました。

つらく切ない片思いや失恋の心模様を表現した恋愛名言や、英語で読む別れの恋愛名言は、重かったあなたの心をきっと軽くしてくれるでしょう。

 

 

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偉人だって恋の切なさを経験する。偉人・作家の切ない恋愛名言

「愛の表現は惜みなく与えるだろう。しかし愛の本体は惜みなく奪うものだ」有島 武郎

【愛の本体は惜みなく奪うものだ】

これは作家の有島武郎氏が評論「惜みなく愛は奪う」の本文中で述べられたもので「本当の愛とは何か?」という本質に大きく踏み込んだ名言です。

若くして妻を亡くした有島氏は、3人の子どもを抱えながらも人妻との恋に落ちます。

このあと、運命の歯車が大きく狂い始めます。

「人妻との自死」

これが有島氏の最後でした。

有島氏は子どもたちへ、自ら死を選ばなければいけなかった苦しい心情を遺書として、したためました。

「自分は異常な行為から逃れることができなかった」「しかし喜びを持ってこの運命を受け入れる」「許してくれ」と。

有島氏は妻を亡くした寂しさから人妻との関係を持ちましたが、そこで理解できたのは「与えるはずの愛がただ奪われるだけのものだた」のです。

「愛とは惜しみなく与えるはずだ、しかし愛しているはずなのになぜ奪おうとするのか」

本来の愛は「幸福の象徴」ですが、奪われるのは「苦しみ」でしかありません。

「苦しみと幸福」とはまるで正反対なのに、なぜ同じ「愛」で一括りにするのでしょうか。

有島氏は、身をもってこの疑問に結論を出そうとしたのかもしれません。

時代は移り変わりましたが、今でも有島氏の名言は私たちの心に刺さります。

「愛の本体は奪うものだ」と。

「愛して愛されないのは恐ろしい不幸だが、もはや愛していない女から熱烈に愛されるのは実に大きな不幸である」コンスタン

【愛していない女から熱烈に愛されるのは不幸である】

政治家でもあるコンスタンは、小説「アドルフ」の中でこのような名言を残しました。

主人公のアドルフは、10歳以上も年上で伯爵の愛人でもあるエレノールを誘惑し、愛し合うようになります。

エレノールの束縛が始まると同時に熱い恋心はすっかり冷め切ってしまいますが、逆にエレノールはアドルフに強く執着します。

エレノールを捨てることができないアドルフは、イヤイヤながらも惰性で付き合うようになります。

破滅的な関係になりながらも、お互いに断ち切ることのできない二人。

お互いに愛し合うようになるまでは何もかもが順調だったのに、そこから先に幸福が見えてくることはなかったのです。

200年ほど昔の作品とは言え、葛藤を抱え不毛な状態でも継続させようとする男女関係の在り方は、いつの時代もあまり変わらないものです。

「恋愛に苦しくも切ない気持ちを抱えるのは女性も男性も同じ」ということを明確にしてくれるます。

また相手から愛されるようになるにはどうすればいいのか、というヒントを与えてくれます。

「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである」サン・テグジュペリ

【愛とはともに同じ方向を見つめること】

これは「星の王子さま」でおなじみ、サン・テグジュペリの名言です。

セオリー通りの愛とは「お互いに見つめ合い、そしてその愛を確かめること」です。

誰もが信じるこの「愛の形」を真っ向から否定した形の名言は、いくつか恋愛を経験したことがある人なら納得のいくものです。

お互いを見つめ合うことも時には必要かもしれません。

しかしそれは恋に落ちた後のわずかな期間のみです。

恋愛中であれ、見つめ合うことにやがて飽きる時が必ず来ます。

その時「愛しているなら見つめ合うのが常識」と考えるなら、この恋愛は大きく進路が変わります。

「破綻」という方向に向けて。

二人で見つめあったままでは、一向に前に進むことはできないのです。

「愛は共に同じ方向を見つめる」ということは「愛する人を隣にいる」ということで、さらに「前を向いている状態」ということです。

これが本来の「愛を未来につなげる姿勢」なのです。

「ほどほどに愛するのだ、それが永き愛の道である」シェイクスピア

【長続きするためには、ほどほどに愛すること】

これはシェイクスピアの作品の中でも最もよく知られている、不朽の名作「ロミオとジュリエット」に出てくる名言です。

「敵対視する家族同士」という環境の中で、運命的な出会いを果たしたロミオとジュリエット。

修道士ロレンスは秘密裏に行った二人の結婚式で、激しい恋心を抱くロミオに忠告します。

「急ぎ過ぎると、逆に歩みを遅くしてしまうのだ」と。

そして「戦いの場でも勝利をものにしたさなかに命を落とすものだ」とロミオをさとします。

「ほどよく愛するのだ、それが永き愛の道である」

しかしもはやロミオには、その言葉に耳を傾ける余裕はありません。

強い衝動に身を任せ、何もかも捨てるような勢いのロミオとジュリエット。

二人は宿命通りの悲しい最期を避けることはできませんでした。

この名言は、私たちの恋愛事情にも通じるものがあります。

激しい恋にのめり込んでしまうと、誰かがそれを咎めても聞く耳を持てません。

「この人と一生を共にしたい」と、心から願うなら、いつでもほどよく好きでいることが大切です。

相手のことが気になって仕方がない、辛くてたまらない、というときこそ「一歩引くことが重要」なのです。

「恋愛が与えうる最大の幸福は、愛する人の手をはじめて握ることである」スタンダール

【愛する人の手をはじめて握ることが恋愛の最大の幸福である】

フランスの小説家スタンダールの名言です。

この名言に「あるある!」と納得する人は多いはずです。

「好きな人と初めて手を繋いだ時のことが、いつまでも忘れられない」という人もたくさんいることでしょう。

もしかしたら恋愛初期のこういうシチュエーションが、一番ワクワクする時かもしれません。

その後、恋愛関係がうまくいっているなら手を繋ぐことは当たり前です。

嬉しくはあるけれど、初めての時の感動はすっかり薄れています。

「もう一度あの興奮を味わいたい」と思っても、残念ながらそれだけは叶わぬ夢です。

恋愛においての「初」はそのすべてが幸福のカギと言えますが、それだけに数年経った恋愛関係の多くが冷え切ってしまうのは仕方がないことなのです。

「誰かを愛することは、その人に幸福になってもらいたいと願うことである」トマス・アクィナス

【愛とはその人に幸せになってもらいたいと願うこと】

中世ヨーロッパ、イタリアの神学者であり哲学者でもあるアクィナスの名言です。

私たちは人を愛する時、つい見返りを求めてしまいます。

「こんなに愛しているのだから、あなたも私を愛して」とか、あるいは「私が一番あなたを愛している」「絶対に浮気しないで」のように。

このようなセリフは、男女関係では決まり文句のようになっています。

しかし相手に幸せになってもらいたかったら、このセリフはNGです。

まずはあなたのエゴを手放さなければいけません。

あなたのエゴを押し通し彼をあなたの思い通りにコントロールしようとした時点で、きっと相手はあなたの元から逃げ出したくなるはずです。

あなただけでなくお互いに相手を束縛していたら、決して幸福にはなれません。

なぜならそこには「不安」や「心配」しかないから。

このような「ネガティブな気持ち」と「幸せ」とは、どんなに頑張っても相容れません。

二人が本当に幸せになりたかったら、決して相手を縛らず、相手の幸せを願います。

彼がいつも幸せそうにニコニコしていたら、きっとあなたも幸せを感じることでしょう。

かと言って相手の言いなりになる、ということではありません。

あなたが心配や不安を手放し彼を自由にしてあげるなら、彼は浮気など考えもしないのです。

 

切ないシーンで振り返る名作のセリフ。有名漫画やアニメ・映画に出てくる恋愛名言

「一人でいるのと一人になっちまうのは違うよな」(NANA/矢沢あい)

平成14年、第48回小学館漫画賞受賞を受賞した人気漫画「NANA」の作品中の名言です。

「一人でいる」とは「そうしたいから」です。

しかし「一人になっちまう」のは、一人でいたくないのに一人になってしまうという「もの悲しい状況」にしか見えません。

この悲しみは彼と別れた時のつらい心情そのもので、恋愛中の切なさを見事に表した名言と言えるでしょう。

「NANA」には数多くの名言が散りばめられており、その人気の理由は「名言にある」と言っても過言ではありません。

娯楽色が強いイメージの漫画ですが、中には小説顔負けの高い訴求力があります。

「NANA」もその一つです。

「昔、読んだ事がある」という人も、改めてそのページをめくってみてください。

きっと素晴らしい名言の数々を発見できることでしょう。

「好きになっちゃったもんはしょうがないぞ」(クレヨンしんちゃん/臼井儀人)

映画「クレヨンしんちゃん・あっぱれ戦国大合戦」の中で、しんちゃんがつぶやいた名言です。

大人から子供まで大人気の「クレしん」の映画シリーズ。

その作品中には、しんちゃんの名言がたびたび登場します。

魔の五歳児、しんちゃんが発した「好きになったもんはしょうがないぞ」というセリフは、大人の恋愛事情も的確に表現しています。

恋愛とはまさに「好きになってしまったことに特別な意味はない」のです。

どんな言葉で片付けようとも「好き」に変わりはないし、何か問題があってもそれは「後付け」なのです。

恋愛をこのようにシンプルに考えられれば、相手との関係がどんな状況であっても幸せを感じていられるはずです。

「生き延びれば、見える明日もあるんじゃねぇのか」(ONE PIECE/尾田栄一郎)

今や不動の人気を誇る漫画「ONE PIECE」の中にも、多くの名言が隠れています。

これはプライドの高いギンが、タダメシを差し出したサンジを拒否した時、サンジがギンに言ったセリフです。

「誇りに死ぬのもいいが、生き延びれば見える明日もあるんじゃねぇのか」

私たちは、プライドが邪魔をして素直になれないことがよくあるものです。

恋愛に関しても、かたくなにプライドを外せないでいると大事なタイミングを逃してしまいます。

また、死ぬほどの辛い失恋を経験した時も、この名言に心から救われることでしょう。

何があっても生き延びてさえいれば、明日は必ず見えてくるのです。

サンジはこの後、差し出されたタダメシを素直に食べます。

それも泣きながらガツガツと。

ギンはそれをニヤリと見ながら「クソうめェだろ」とつぶやきます。

素直になれば、包み込むような優しさを持って接してくれる人が現れるのです。

「体が重いと足跡も深くなる。恋心も強いと傷が深い」(ニューシネマパラダイス/1989年)

名作「ニューシネマパラダイス」の中で、映写技師を務めるアルフレードは、こんな名言を残しました。

アルフレードと仲のいいトトが、恋人エレナに寄せる想いの丈について言及した言葉です。

この名言は例え話なのですが、実に説得力があります。

相手にのめり込めばのめり込むほど、強い恋心となります。

強い恋心を抱いていると、それが良いか悪いか判断がつかなくなってしまいます。

もちろんのめり込み過ぎは、デメリットでしかありません。

アルフレードは、熱い恋心を抱えるトトの様子を見て「恋心も強いと傷が深い」とやんわりとさとします。

これはアルフレードが過去の辛い恋を思い出して出た言葉のようですが、実はジョンウエインのセリフを真似たものとトトに打ち明けるのです。

「誰かと寝るといつも笑うか泣くかよ。その中間ならいいのに…」(ワン・デイ 23年のラブストーリー/2011年)

このセリフ主人公エマが語ったもので、物語のハイライトともいえるシーンでの名言です。

出会った時からお互いに強く惹かれながらも「友人」として付き合うエマとデックス。

身を焦がすような熱い気持ちを持ちながら、歯痒い程にすれ違ってしまうので、いつまでたっても寄り添う事ができません。

いつしか23年もの年月が流れ、最後に二人を待っていたのは…。

「誰かと寝る」とはいわゆるメイクラブのことです。

男性に比べ、女性はとかく感情的になりがちです。

メイクラブに至る関係になると、より感情の上げ下げが激しくなるため、自分をコントロールできなくなることも多いです。

日常の何気ないことが劇的に嬉しかったり、ちょっとしたことで落ち込んで泣くこともあります。

「泣くか笑うか」そのどちらかでしかないということは「恋愛を冷静に受け止め切れていない」ということです。

この名言に「なるほど、そうかもしれない」と共感する女性はとても多いはずです。

「歪んだ関係は断ち切ってこのクソ恋愛から私は奇跡の復活する。新しい人生を始めるわ、あなた抜きで!」(ホリディ/2006年)

これは物語の主人公の一人、アイリスが目の前にいる彼氏ジャスパーに怒りをぶつけた時の名言です。

クリスマス期間中にお互いの家を交換する「ホームエクスチェンジ」サイトで出会った、アイリスとアマンダ。

二人はそれぞれ彼と別れたばかりで、傷心を抱えていました。

しかし苦境に負けず、いやな過去をかなぐり捨てながら、力強く前を向き行動していきます。

この映画は「新たな出会いのためには積極的な行動が大切」と教えてくれます。

最後は、自分に負けない人が幸せな恋愛を勝ち取る事ができるのです。

ストーリーや名言もさることながら「キャステイングが最高!」という口コミも多い映画です。

恋愛に疲れた心をそっと癒してくれる、そんなひと時を実感できるはずです。

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片思い真っ最中の人に。好きな人への切ない気持ちを代弁してくれる恋愛名言

「恋愛というのはまるで細胞同士がひかれ合うような、そんな特別な相手とだけ成立するものです」吉本隆明

【恋愛が成立するのは細胞同士がひかれ合っているような関係】

吉本ばななの父でもある作家、吉本隆明の名言は、片思い真っ最中の女性の心に奥深く響きます。

恋愛の真髄に迫った名著「超恋愛論」の文中には、このようにピカッと光る名言があちこちに散りばめられています。

特定の男性を好きになる理由は「細胞同士がひかれあっているから」と吉本隆明は述べています。

私たちは自らの細胞をコントロールすることはできません。

つまり恋に落ちた時、自分の心が制御不能になるのは「細胞レベルの活動だから」というわけです。

誰かに恋した時「なぜこの男性に惹かれるのだろう?」と不思議に思うことがありますが、それがまさしく細胞レベルで相手にひかれているということです。

細胞同士がひかれ合っているということは祖先から受け継いだDNAもそれを感じ取っていて、これこそ「ソウルメイト」ということに他なりません。

前世においてお互いの肉体は終わっても魂で繋がっているなら、再び今世での出会いが約束されているようなものです。

これには科学的なエビデンスはありません。

しかし恋愛関係にある相手に意味もなく惹かれているのなら、あなたの細胞が「この人だよ」と教えてくれているのかもしれません。

「話したいことよりも何よりもただ逢うために逢いたい」竹久夢二

【ただ逢うために逢いたい】

これは、画家で詩人でもある竹久夢二の名言の一つですが、恋愛初期の淡いときめきの中にも切ない思いが感じられる一節です。

好きになったらたとえ片思いでも、その人の顔を見たくなるものです。

まして「相手も自分を好きかもしれない」という微妙な段階になったら「なんとしても逢いたい」と思うことでしょう。

「話したいことはたくさんあるけれど、逢うだけでもいい」

「いいやそうじゃない、ただ逢うために逢いたいのだ」

この情熱こそが、恋愛関係のピークです。

矢も盾もたまらず「逢いたい気持ちを抑えられない」とか「逢いたいくてたまらない」というような気持ちは、恋愛中番から徐々に薄れていくものです。

だからこそ、恋愛初期の甘く切ない心情にグサリと刺さるのです。

「完全な男を求めるのは身の程知らず。自分に欠点があるように相手にも欠点がある。傷つくことを恐れず当たって砕けろ」美輪明宏

【誰にでも欠点がある。だから完璧な男を求めてはいけない】

俳優、歌手、タレント、霊能者としてマルチに活躍する美輪明宏の名言です。

私たちは、常に相手に完璧を求めます。

これがのちのち自分の首を締めるとは知らずに。

傷つくことを恐れずにいることは、とても勇気が必要です。

なぜなら当たった時にもろくも砕けてしまったら、身も心もボロボロになってしまいそうだからです。

しかしそれを恐れていたら、良い結果を招くことはできないし、幸せも遠のいてしまいます。

「完璧な状態はない」と覚悟した上で当たったなら、たとえ砕けても傷は浅くて済みます。

骨が折れた時、その部分は以前よりも強度が増します。

心も同様に、折れた心は以前よりも強くなってくれるのです。

「心が折れたとしても、私には立ち直る力がある」と信じましょう。

そうすればどんなに頑強と思える相手にも、当たって砕けろ精神で前に進む事ができます。

 

失恋で落ち込んだ時には恋愛名言が効く!別れの切なさがツーンと染みる恋愛名言

「人生はいいことも悪いことも連れ立ってやってきます。不幸が続けば不安になり気が弱くなるのです。でもそこで運命に負けず勇気を出して、不運や不幸に立ち向かってほしいのです」 瀬戸内寂聴

【人生はいいことも悪いことも連れ立ってやってきます】

この言葉には「いいことがあっても油断するな」という意味も含まれています。

恋多き女という異名を持つ瀬戸内寂聴は小説家でありながら、尼僧の道を選び今に至ります。

数々の名言は、年齢問わず女性たちの心をとらえて離しません。

寂聴は酸いも甘いもとことん経験してきた、言わば人生の達人のような人です。

人生という長い道のりにおいて、ありとあらゆる経験をしてこなければ出てこない言葉と言えるでしょう。

【不安が続くと気が弱くなります】

これは誰にでも身に覚えがあるものです。

気が弱くなると、ますます悪いことが立て続けに起こるものです。

【でもそこで運命に負けず勇気を出して不運や不幸に立ち向かってほしいのです】

不運や不幸は、弱った人間が好きです。

弱った人に容赦なく取り付いてくるので、それを避けるには「何がなんでも負けない!」という強い姿勢が大切です。

「涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女は、視野が広くなるの」ドロシー・ディックス 

【涙で目が洗えるほどたくさん泣けば、視野が広くなる】

これはアメリカ在住のジャーナリスト、ドロシー・ディックスの名言です。

悲しいことがあるとわんわん泣きたくなるものです。

ところが「泣く」のは「ネガティブなこと」と捉えてしまいがち。

その点を見事ポジティブに変換したのが、この名言です。

失恋を経験したことがあるなら、これほどつらい気持ちになることはありません。

愛する人と別れた、その寂しさや切なさから抜け出すのは本当に大変なことです。

人によっては、まるで自分の体の一部分を切り取られたような苦しささえ感じます。

この苦しい状況の中、抑え込んできた辛い感情を「涙」という形で発散できる人は、失恋の痛みから早く抜け出せます。

目を洗うほどの涙を流せば、失恋によって曇っていた視野がグンと広がることでしょう。

もし「悲しすぎて泣けない」というような時は、感動するような映画を観ることをおすすめします。

あなたの心の琴線に触れるようなシーンを目にしたら、自然に涙があふれます。

映画を見終わった時に、あなたが抱えていたストレスがすっかり消えていることに気づきます。

「あやまちなどというものは存在しません。あやまちはそこから必ずなにかを学べる恵みなのです」エリザベス・キューブラー・ロス 

【あやまちとはそこからなにかを学べる恵みである】

精神科医のエリザベス・キューブラー・ロスの名言です。

死をテーマとした多くの著作の中でも特によく知られているのが「死ぬ瞬間」です。

また各地で行った講演の中で幽体離脱をした経験を赤裸々に語るなど、今までの医師にはない発想と切り口で多くの人々の心を捉えました。

私たちはとかく「あやまち」を恐れ「あやまち」を犯すことを避けようとします。

しかしキューブラー・ロスは、真っ向から「あやまちは存在しない」と否定します。

あやまちのように見えるが、実は「そこからなにかを学べる恵み」なのだ、と。

もしかすると「あやまちと決めてしまうのは自分」なのかもしれません。

そう考える事ができれば、たとえ失恋したとしても、それが失敗ではなくなります。

失恋して何もかも失ったようでも、あなたの心には確実に「恵み」として残っているのです。

「忘れること、それが最上の治療法であり、恋人との愛をつなぐエチケットです」宇野千代 

【忘れる事が失恋の最上の治療法である】

作家、宇野千代の名言は非常に的を得ていて、私たちをうならせます。

また宇野は「忘れる事が恋人との愛をつなぐエチケット」と説いています。

この世で一番好きだった人のことを嫌いになる場合もありますが、これほど相手に対するエチケットに反することはありません。

失恋の苦しみは、このような精神的なダメージをもたらします。

イヤなことを忘れようとすればするほど、罪悪感、喪失感、絶望感などのあらゆるマイナスな感情に襲われるため、うつになったり、不眠症になる人もいます。

この苦しみから早く抜けるには「忘れること」に尽きます。

しかし完全に忘れるためには、それ相応に時間が必要です。

忘れているつもりでも、ふと思い出して辛くなることもありますが、忘れることこそ最上の治療法なのです。

「われわれを恋愛から救うのは理性よりも多忙である」芥川龍之介

【恋愛から救ってくれるのは多忙である】

日本を代表する小説家、芥川龍之介の名言です。

また古代ギリシャの作家、ソフォクレスも「悩みの最上の薬は運動である。悩みの解決には、脳の代わりに筋肉を多く使うことに限る。効果はたちどころ表れる」という名言を残しています。

多忙な時も運動している時も、間違いなく悩むために脳を使っていません。

その代わり運動なり仕事なり集中すべきことに忙しくしていると、なぜかそれまで激しく悩んでいたことも吹っ飛んでしまうというわけです。

恋愛の悩みも同様です。

忙しくしたり運動することによって、失恋の悲しみを減らす事ができるのです。

逆に「なぜ失恋したのか?」などと考えていたら、いつまでも失恋の苦しみから逃れることはできません。

なぜなら理性によって失恋の原因を追及しても、その痛手を癒すことはできないからです。 

恋の切なさに国境なんてない。英語で読む別れの切ない恋愛名言

「When you give yourself, you receive more than you give」(あなた自身を与えれば、与えた以上のものを受け取るだろう)

【あなた自身を与えれば、与えた以上のものを受け取るだろう】

サン・テグジュペリが残したのは、この名言です。

サン・テグジュペリはこのような哲学的な名言を数多く残していますが、いずれの名言も多くの人たちが思わずうなづいてしまうほどの力強さを持っています。

聖書に「与えよ、さらば受け取らん」という一節があります。

一見、この一節と似ていますが、サン・テグジュペリの名言は小さい子どもたちにも理解できるものです。

さて恋愛において、この名言にはポイントがあります。

それは「あなた自身を与えれば」という点です。

「あなた自身」とは「あなたらしいあなた」のことです。

着飾ったあなたでもなく、気取ったあなたでもありません。

また「嫌われないように」と、ぎこちなく振る舞うあなたでもありません。

「自分以上によく見せようとはしていないあなたのこと」なのです。

つまりあなたらしくないあなたを相手に与えても、あなたには何も返ってこないということです。

また見返りを期待しながらの行動も、同じ結果となるでしょう。

何も返ってこないだけでなく、望んでいた恋愛関係がますます遠のいてしまいます。

「The course of true love never did run smooth」(真実の恋の道は、決して平坦ではない)

【真実の恋の道は、決して平坦ではない】

シェイクスピアは、恋に関する名言も数多く残しています。

もしあなたの恋愛が今あまり好ましくないような状況だったら、この名言にさぞホッとすることでしょう。

あなただけでなく、この名言によって「恋の本質」に気づかされた人は数え切れないほどいます。

人は誰でも恋に目覚めたり誰かと恋愛関係になれたら「天国のようにハッピーな毎日を送れる」と信じるものです。

街角で見かける熱々の恋人たちの様子を、今まで指をくわえて見ていたらなおさらです。

しかしいざ恋人が現れ、付き合うようになった時、想像していたのとはかなり違っていたはず。

「なんで毎日不安なんだろう?」

「もっと幸せを感じるはずなのになぜ?」

あなたは唇を噛み締めます。

彼氏がちょっとでも浮気めいた態度を見せたら「もうおしまい!」と早々に別れを決意したり、胸が張り裂けそうに悲しくなってしまいます。

あるいはケンカまではいかなくても言い争いになった時のモヤモヤ感は最悪で、付き合う前は想像もつかなかった「巨大な不安」にただおびえるばかりです。

すっかり自分らしさを失ってしまうと、もうどうしたらいいかわからないかもしれません。

「真実の恋の道」とは、このような苦しみやつらさも含まれているのです。

この名言に隠された真実が「幸福そうに見えるカップルでも、それは表面上だけ」ということです。

この名言によって、恋する誰もが真実の恋を進んでいることが確認できるので、心から安心することでしょう。

Love means not ever having to say that you are sorry(愛とは決して後悔しないこと)

【愛とは決して後悔しないこと】

アメリカの作家、エリック・シーガル原作「ある愛の詩」のストーリーの中で表現されたこの名言は、有名すぎるほど有名です。

「ある愛の詩」とは、昭和の後半、当時の女性の多くが熱狂し、大ヒットした映画です。

ある日偶然に出会い、恋に落ちたオリバーとジェニー。

周囲に反対されながらも結婚した二人ですが、やがてオリバーは余命いくばくもない身となります。

最期を迎えるその日、オリバーは最愛の夫ジェニーに「愛とは決して後悔しないこと」と伝えた後、天に召されます。

命の火が消えかっているオリバーだからこそ、重みのある名言として心に響きます。

恋愛関係にある人なら誰でも、このような心境になるべきなのかもしれません。

命は限りあるものです。

また愛とは浮ついた気持ちで感じるものではなく、崇高なものです。

好きになるために相手に条件をつけることが本当の愛ではありません。

でもそれを忘れてしまったり「やっぱり愛なんて嘘っぱち」とか「男はダメンズしかいない」などと思っているようでは、本当の愛にはたどり着けないのです。

恋愛中はいいことばかりではありません。

そのたびに気持ちが折れてしまったり、別れることしか考えられなかったら、おそらく次の恋愛も同じ繰り返しになってしまうでしょう。

Don’t cry for a man who’s left you–the next one may fall for your smile(あなたを捨てた男のために泣かないで。あなたの笑顔に恋する人が現れるかもしれないから) 

【あなたの笑顔に恋する男性が現れるかもしれない。だからあなたを捨てた男のために泣かないで】

1980年代のアメリカで活躍した女優、メイ・ウエストの名言です。

彼氏と別れた事が痛手になっていると、不幸を背負ったままのような気がするものです。

彼を思い出すたびに涙が出てしまっても、それを恐れてはいけません。

なぜなら、涙は心の傷を癒すために必要だから。

でもいくら悲しいからと言って、悲しみにどっぷり浸かっているわけにはいきません。

別れた相手を思っていつまでも泣いていては、新たな出会いを見つけることはできません。

いつかは涙を拭き、また歩き出さねばならなのです。

そのような時に、この名言があなたの心を奮い立たせてくれるでしょう。

新たな出会いはあなたが信じる信じないに関わらず、すぐ手の届くそばまで来ているのです。

その人は真実の人かもしれません。

別れなければ出会わなかったし、別れた悲しみを乗り終えたからこそその人との縁につながったのです。

真実の人に出会うためには、あなたがいつも笑顔でいる事が大切なのです。

占い師 堀之内姫乃のワンポイントアドバイス「あなたがピンと来た名言は、あなたの内なる魂が求めていたもの」

占い師 姫乃
彼との別れに落ち込んでいるあなたを見て、きっと周りの友達は心配して励ましてくれたり勇気づけるような声がけをしてくれるわ。

でも底知れぬ深い悲しみは、いつまでたっても不意にあなたを襲ってくる。

そんな時こそ過去の偉人たちの名言が、きっとあなたを救ってくれるはずよ。

私たちが生きる現代までそのような名言が残っているということは、悩める多くの女性たちの間で熱く語り継がれているという証拠だから。

その中からあなたがピンと来た名言は、あなたの内なる魂が求めていたもの。

だからその名言は、あなたの人生語録としてメモ帳に保存しておくといいわ。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後もあなたの人生が向上していくために、より役立つアドバイスをお届けしていきます。

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